★世界遺産に対するある地元民の認識
こういうニュース がヤフーで取り上げられましたが
詳細をお知らせいたします。
ブラジル共同通信の情報を基にしたヤフーとは数値が違うところもありますが
うちはペルー新聞最大手El Comercioの情報です。
どちらを信頼するかは読み手しだいということで…。
イカ県ナスカの「ハチドリ」の絵の近くパスカナ地方において、
地元の農民、鉱山労働者、酪農家による世界遺産指定地域への侵入及び破壊行為が確認されました。
正確な場所はパンアメリカンハイウェイリマからおよそ415km地点。
写真下部のジグザグの線がその地上絵の一部。
星の軌道、または巡礼のための道路と思われるその線のすぐ上部に
農民によって作られた水路のための溝、そしてまたすぐ上に
パンアメリカンハイウェイにある料金徴収所を避けるために作られた
トラックが通過するための道路が見えます。
現在既に60家族がその地域にこうやって竹をつぶして編んだシートで作った家に居住しています。
農業や放牧に従事しているとのことですが、
実情はナスカ地域の歴史地域において墓の盗掘をしているのではないかという疑いもあります。
450k㎡という日本で言えばおよそ横浜市に相当する面積を見張っている警備員はおよそ
というか
ずばりそのまま
一人…
たやすく侵入して好きなことできるわけです。
既に警察に訴えは出ていて、彼らを追い出すために手続きは進んでいるのですが
今のところ権威者達は追い出すために何もしておりません。
ペルーに10個しかない世界遺産の一つ。
もっと大切にしましょうよ。
と言っても地元の人からすれば生活の方が大事。
責任は行政側ですね。