★ワンちゃん第二段 | ペルーで事件簿2

★ワンちゃん第二段

昨日に引き続き癒し系です。



犬というものに意味を求めるとすれば


1.家族の一員として家庭に安らぎを与えてくれるもの

2.不審者から家を護るガードマン


という二つの意味が挙げられると思います。



しかしここに


3.病気を治すお医者様


という役割が加われば、その犬の役割ははるかに大きくなり、意味合いさえも変わってしまいます。



犬がお医者様?



肝臓を食べるの?爪が万病に効くの?


身は削りません。

家族の一員として大切に扱いながらも、その犬はお医者さんとしても活躍し続けられるのです。



しかもその犬は



とても愛嬌が良くて飲んだくれの親父よりも家族の心を癒し


とても活発で運動神経がよく、ニートな友達より息子のいい友達であることができ


家族以外には警戒心が強いので、母親・娘を護る番犬としてもうってつけで


頭がよくの見込みが早いので、ダメ息子を抱えた両親にも自信を与えられます。


血統書つきなのでお父さんも友人に鼻高々です。


しかものみがつく心配もなくシャワーも時々でよく、手入れはすごく楽だそうです




そんな理想的な犬がこの世に存在するのでしょうか。


さらにリューマチ、喘息、気管支炎の治療・予防にも役立つというのです。


その犬はペルーで唯一にして独自の血統書付きのおえらい歴史のあるお犬様です。



ペルーの伝説によれば私たち人間は月とその犬の子供だそうです。

霊界の案内役だったとも言います。



   perro agarrado con un calato loco



ん?


前日に引き続きワンちゃんが活躍しておりますが

これこそ、そのワンちゃんがお医者様たる秘密なのです。



その犬は常に40度ほどの体温を持っており、

リウマチ・喘息・気管支炎の一般的な治療法とされる「温熱療法」にもってこい、

まさに「生きた湯たんぽ」ということですね。


その他温熱により痛みを和らげることのできる全ての病気にやくだちます。

人肌ですから。


写真を見てわかるように治療法とは、

その犬を抱いて寝ることです。


「中国犬」という別の呼び名があるのは

1850頃にペルーにやってきて半奴隷的にこき使われていた中国人が

毛布代わりに抱いて寝ていたからだそうです。


その犬には毛がないので、

動物の毛アレルギーの方も心配ありませんよ。



さあ、この記事を見た方は皆今すぐにでもその「ペルー犬」を抱いて寝たくなったはずです。


今日はそのペルー犬のもうちょっとリアルな写真でお別れです。


























                                       perro peruano con un calato







ごきげんよう…。