ペルーで事件簿2 -6ページ目

★思ったよりたやすくできること

  

  Fe y Alegria d SJL



こういう写真を見てすぐに


「誘拐?」


と思わせるところがペルーのすごいところですが、

意に反して子供達がしているのが、

「目の見えない人の気持ちを知ろう」

という福祉教育の一環なわけです。


13日、「サン・フアン・デ・ルリガンチョ信仰と喜び第25校」において、

「他人の気持ちを知ろう」キャンペーン第三回がとりおこなわれました。


目的は障害者をもっと教育機関に受け入れられるようにしようというものです。




現在


ペルーにおいて障害者の41%が文盲(健常者を含めると12%ほど)なわけですが、それも

若者の障害者96万9500人のうちわずか3.75%の3万6435人のみが何らかの教育機関で

教育を受けられているに過ぎないからなのです。

学校の数で言えばペルーにある6万4455校の内、6517校のみが障害者を受け入れています。


この学校がキャンペーン会場に選ばれたのは

すでに20人の障害者がこの学校に受け入れられているからです。


キャンペーン会場ではゲームやスポーツの他、

文学や芸術など障害者教育普及にまつわる催しがなされました。



日本と比べて相互扶助の精神がはるかに高いペルーでは、

助け合いはフツーにできるのですが、

教育機関の受け入れとなると個人の問題より団体の問題になるので

遅れているということですね。

「助け合い」という美徳より「福祉」という概念がないと

障害者が学校に行けずに困っているという問題さえ知らずに終わってしまうわけです。



★キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

来ましたわこれ。



     llamita




こんなところで来るとは思っていませんでしたが。



久々に古江が来たというかね。

いや、古江さんじゃなくて、震えね。



彼らの名は  ウチュパ。

          Uchpa


クスコからの飛行機が遅れてたので、

待ってる間空港の音楽コーナーでCDの試聴をしておりました。

べたべたのフォルクローレやクリオーリョ音楽に混じってあったのがこのアルバム


ウチュパの Qukman Muskiy

意味わかりませんね、当然です。ケチュア語ですから。



レッド・ツェッペリンの流れをもろに引き継いでる本格派イギリス系、ハードなブルースロック


UCHPA


UCHPA



ボーカル、リードギター、リズムギター、ベース、ドラム のガンズのような五人編成。


それぞれが、世界に誇れるテクニックとハートを持っており、

ボーカルはマラドーナのような顔をしてますが、リードギターのマルコスを筆頭として、皆男前ぞろいです。

カリスマ性があるということです。


ちょっときいてみれば自由自在でメロディアスなリードギターがこのバンドの芯になっているのがわかります。




ああそう…  で?



…え?


まあ、聞いてみてくださいな。


こちら  を右クリック、対象をファイルに保存、で最新アルバムの「コラソン・コンテント」をダウンロードできます。



ロックに興味がない方も、聞いてみる価値はあります。

話の種にね。


というのも


本格派ロックバンドの彼らですが、

歌詩は全てなんと、 ケチュア語なんです。


恥ずかしいことに今の今まで全く知りませんでした。


若者に聞いたらみんな知ってやがんの。

馬鹿にしてたんだよ、

ペルーにロックなんてねえだろって。


1994年に結成されたアヤクチョ県出身の純ペルー産バンドです。



なんでもボーカルは警察官だとか  uchpa cantante



知っておいてそんはありません。 ここ  クリックでビデオがちょっとだけ見れます。


僕はCD買うなら海賊版しか買ってませんでした。

だって20倍もの値段出して正規のCD 買うなんて…。


でもね…


今日は、空港でこのCD、ちょっとだけ迷って買ってしまいました。

そのアーチストを応援したいという僕の気持ちでした。


50ソル。


なんとVCDでビデオまで二曲分見れるという特典つきです。



ええわこれ…。




これから世界的にブレイクしますね。

要素は揃っているので。

街角でしかし全然かかってないけど…。




ちなみに今日、Huecoでリビドを2ソルで買いました。

ペルーの最近の音楽、見直してみようかなっと。




★阪神快進撃の裏に…

巨人戦か広島戦は、野球中継をインターネットラジオで聞ける。


翌日仕事がない日などは、午前四時から自分の部屋のパソコンの前でごちゃごちゃ言いながら

ドリンク片手に野球放送にのめりこむ。


今日は阪神が巨人に16-1で大勝、自分の進んでほしいように試合が進んだため、

眠たいくせに最後まで聞いてしまった。


試合終了と共に午前7時にくたばったため、

昼まで寝て、13時に本日最初のご飯をとる。

二回目のご飯は夜7時。

自然と三回目のご飯が深夜にとりたくなることが予想されるため、

よる10時にサンタ・イサベルに夜食を買いに行った。



マルちゃんのカップラーメン、カモテチップス、ダイエットコカコーラ…


レジに並ぶ。

僕の前に、30なかばと見られる一人の男性がいた。

思いっきり先住民系である。






    santa isabel 10ji10pun no otoko



その男性の買い物カゴの中を見た。



コカコーラ500ml

バター

米 2k

ツナ缶 ×2

ハム

ビスケット 6パックセット

あじのめん 野菜味

あじのめん 鶏味

あじのめん オリエンタル味





うわー、めちゃくちゃ男のひとり暮らしだよ…。

日本もペルーも同じだなー…。



…こっちの人は家族と一緒に暮らしているケースが圧倒的に多いため

こんな男の一人暮らしのための買い物というのは初めて見た。


もちろん誰かに言われて足りないものを買いに来たのではない。

その証拠に見事に彼の買い物カゴは、

料理のできない男が必要とする食料が、全てバランスよく揃っている。



彼は、一人だ。



背中に孤独という字が書いてあった。

出そうとせずに自然に浮き上がってきた孤独という文字が手書きで、はっきりと背中に書いてあった。


三袋買ってあったインスタントラーメン、「あじのめん」の中に

一番おいしい海老味が入っていないのも、更に哀愁を誘う。




そしてふと、55歳で一人暮らしをしている親父を思い出した。



 kanmonkaikyou



僕の両親は僕が9歳のときに離婚した。

僕と妹は母親についていった。

料理のできない親父は、一人になった。



11歳になった時、僕は自転車に乗って家出をした。

7kmはなれた親父の住む町に着いて、

家の近くの酒場で飲んでいる親父を見つけた。

その時親父がどういうリアクションをしたかは、全くおぼえていない。



僕は親父と住むことになり、親父は料理の本を二冊ほど買った。


味噌汁、カレー、から揚げ、麻婆豆腐、鍋物…


バリエーションはなかったが、36歳の親父は料理をおぼえていった。

全ては、僕のためだった。


仕事の後に飲む習慣は僕と住むようになっても変わらなかったが、

酒屋から帰ってきて、必ず料理は作った。



僕が大学に行くため下関の実家を離れるまでは、

親父は僕のためにがんばって料理を作った。

しかし、今親父は一人だ。




その孤独なペルー人の背中と買い物カゴを見ただけで、

ふっとそういうことが思い出されて、

首の下の方がスッと熱くなった。



でもそれはそういう人生にマイナスの印象を持っているということではない。

最近はこう思う。





それも、人生かな。



★孤独なロックンローラ

接続がなんやかんやで悪くなってしまって、インターネットがつながらなくなったここ数日。


知らぬ間に日本の総選挙は終わっており、ペルーの新聞で小泉さんが再選したのを知った今日。

そのペルーの記事です。




   

Tokyo


日本の首相ジュンイチロウ・コイズミが昨日催された総選挙で歴史的な勝利を収め、日本の国会の下院の480議席のうち296議席を獲得した。彼は日本の支配階級の中で最も変わり者である。

この63歳の国家主席は、ロック好きであることと豊富なライオンのたてがみで知られている。離婚しており、日本のデリケートな政界の中で親友がいない。しかし2001年4月から権力を握っており、この20年で誰よりもはるかに長い期間で、いまや世界にしれる、彼の国の有名人の中の一人である。



ペルー人って、この記事見てどう思うんでしょう…。


★のりうつったあ~

この記事  でも取り上げましたが、ペルーでもコック離散は子供の誘惑に耐え難い遊びのようです。



こちらのこっくりさんは OUIJA(ウイッハ※Oはフランス語起源かなんかで発音しないそう)といいます。



ouija



こういう感じの板を自分で作って、手をかざして自分の知りたいことを日本のこっくりさんと同じように、

「何らかの精神体」に聞くそうです。


「自分の手」を使ってやるとのことで、

より自分の意思が反映されやすいように思えます。


この遊び、一般には禁じられています。


「悪魔がやってくるから」


ということです。



結構その「悪魔」にのっとられる人は多いようで

またこんな記事がありました。



ウイッハを遊んでのっとられる― ワチョの人達は悪魔付だと信じている」


二人の若者が金曜日の夜に行ったウイッハの結果痙攣と神経衰弱を被り、

悪魔によると思われる身の毛もよだつ精神の乗っ取りが、ワチョの住民を震え上がらせた。


これを行ったのは15歳のカティと16歳のアレックス、二人の恋人達でした。

夜の9時に上記の状態になり、それぞれ病院に両親が運びました。

医者は精神鎮痛剤を打ったりしますが、どうしていいやらさっぱりわかりません。

特にカティの方はトランス状態になり、悪魔のような声を出して


「悪魔が私を殺そうとしている」


と震えながら言ったそうです。


プロテスタントの若者達が連夜悪魔を追い出そうとお祈りを唱えているようですが、

記事にはその結果彼女らの症状が治まったかどうかは書かれていません。

記事には写真も載っていますが、カティが白目をむいて倒れ掛かっており、

それを父親と見られる人物が支えています。



ホンマどこでもやることは同じだと思いますが、

それならこっちでも怪談とかありそうですよね。

四谷怪談のような誰でも知ってる怪談、聞いたことないけど。




うーの、どーす、とれーす、くあーとろー、シーンコー… あい ふぁるたうのぉ~

          falta uno






★話しを聞いて♪

        celular cerrado



仕事柄よく空港に出入りします。

お客さんを待っている間、こーんな会話を耳にしました。

上司がね、無線で部下(女性)を叱ってる様子。

無線なので周りにいる人間にも向こうが何をしゃべっているか聞こえちゃいます。

この場合は部下である女の子が小さい声で話をしていたので何を話していたかは、ほとんど聞き取れません。



「だから俺は説明してほしいんだよ。どうしてそのお客さんに車を手配しなかったのか」


「○▲◇」


「いいやそういう君の事情を聞いてるわけじゃないんだ、どうして車を手配できなかったのか」


「○▲◇」


「そうかそうか、つまり、忘れたんだな?そういう事情があって、車の手配を 忘れたんだな?


「○▲◇」


「いいか、よく聞け。君が車を手配しなかったせいで、お客さんは30分空港で待ちぼうけを食って

 タクシーで目的地まで行ってしまったんだ。」


「○▲◇」


「ここで重要な点は二つだ。君は自分の仕事をしなかった。私の会社は顧客を一人失った」


「○▲◇」


「いや、もう君の言い訳は聞きたくない。僕の言うことを良く聞け」


「○…」



        celular abierto



「君は自分の仕事を忘れた。そしてミスを侵した。これは仕事なんだよ。

 たとえば君が夕飯の材料の買出しに行って、砂糖を忘れた、米を忘れた、

 これは別にいいんだ、僕の知ったこっちゃない。

 しかし君は仕事で同じことをした。この重要性の違いがわかるか?」



celular de la espalda



「○▲◇」


「いいか、君に一つ命令をする。

 これから君は常にスケジュール帳を開いて机の上においておけ。

 いいか、その日のページを開いておいておくんだ。

 もし僕が君のそのスケジュール長が閉じられているのを見たら、すぐにうちに帰ってもらう」


「○▲◇」


「今回のミスで君をどうにかするってことはない。

 しかし、君に改善する気がないなら、話は別だ」


「○▲◇」


「もういい!君の言い訳は聞きたくない。いいか、話があるぞ。

 事務所に帰ったらたっぷり話すことがある!終わりだ!」




ぷちっ…






女性の声はほとんど聞き取れなかったけど、反論しているのはわかりました。

Pero(しかし)が目だって聞こえていたので。

おそらく、新人だろうということは、犯したタイプのミスと、

上司の彼女の扱い方によりわかります。



この一連の会話を聞いて、


「ペルー人の上司と部下の関係は…」


なんてふと思いましたが、よく考えると僕も日本で新人時代、最初は上司に反論やいいわけたくさんしてたっけ…。



すぐに「ペルーは…」

なんていうのは早とちりですね。




さ、リマ国際空港ですが



aeropuerto de Lima


今年になってこのように表もガラス張りにしたりして、全面改装できれいになりました。


電光掲示板がいい加減だとか、トイレの戸がもう既にがたが来ているとか、

色々不満はありますが、きれいでいい空港になったと思います。


二階建てですけどね。



最近


maletero



ポーターがこんな格好で荷物を運んでいます。


…うーん。


首都の国際空港っていうことで、ペルーの玄関じゃないですか。

これってね、


「ペルーは昔のものに頼るしかないんですよ」


って言ってるような気がします。


クスコの空港ならまだわかりますよ。

リマはリマで現代的な側面を強調すればいいと思うんですがね。

せっかく空港も近代的になったのに…。


頭固い?





★ペルー人女性向け 外国人との結婚のススメ

「海外へ移民する目的のために結婚することはとっても大きな間違いで、 決してうまく機能することはありません」



con flores




その新聞記事はこういう前提の下、ペルー人女性のアメリカ人またはヨーロッパの男性との結婚を勧めています。

そういう記事が大々的に新聞に特集されているということは、

世間の注目が今大いに高まっているということです。


移民局発表によると既に10万件以上のペルー人の結婚による海外移住例が登録されています。


しかしここで注目。



ペルー人女性のアメリカ人またはヨーロッパの男性との結婚



であり、その逆ではありません。

その理由は、アメリカ人やヨーロッパ人がラテン系に対して抱いている一般的イメージにあります。


ラテン系男性に対するイメージ

亭主関白、不貞、自己中心的


ラテン系女性に対するイメージ

家庭的、忠実、愛情深い



ですのでラテン系男性とアメリカ・ヨーロッパ系の女性が国際結婚をする確率は非常に低いと。

知り合う以前のイメージの問題なわけです。



他にも、こういった国際結婚の特徴はあります。

会員制国際出会い系サイト「マイラテンローズ」のペルー人総支配人ベティ・ノーランによると

アメリカ・ヨーロッパ系男性に関して


☆平均年齢はおよそ40歳

☆多くの場合離婚歴がある

☆社会的に十分な地位についている

☆ロマンチックである

☆家庭を築くことを前提とした若くてかわいくて忠実で(…中略)女性を求めている



そしてラテン女性の中でもペルー人に限定して言うならば、彼らの抱いているイメージは


☆エキゾチックに美しい

☆情熱的

☆外見によく気を配る

☆物質主義でない



ということのようです。同じラテン系でも、スペインやイタリア、フランスの女性ではダメなんです。


なぜかというと彼女らは…


☆開放的過ぎる

☆野心がある

☆男と常に競っている


そしてなにより


☆結婚を望んでない



…イメージですよ、イメージ。



というわけで、彼女らを、ネットを駆使して捜し求めるわけです。


しかしそういう彼らの意図を知っている彼女らの中には、

もちろんそれを利用しようとたくらむ者も多くいるということも確かです。

クリスティーナ結婚代理店の支配人のミラグロスはこう強調します。


「ラテンの女性との結婚を希望する「白人男性達」がもっとも恐れるのは、

 ラテンの女性が発展途上国である自国から脱出するための 「トランポリン」 として利用されることです」



そういった基本的注意事項が色々と書かれた後は、

「どうやってインターネットで外国人男性を射止めるか」または

「どうやったら外国人男性にだまされないか」

といったテクニックが色々紹介されています。


voice chat



にしてもペルー人女性は人気があるんですね。


知り合うきっかけが多いのはいい事。

自分の将来の可能性をより広げて。



でも渡った先には想像もできないような今までと違った現実が待っているから、

将来を結婚を決めた相手と海を渡る前に必ず

どんな困難も乗り越える決意を、固く持ってほしい。




と、ペルー人化してしまった僕が、同国人女性に、届かないはなむけの言葉なんか書いてみる。


3人ほどね、そうやって友達が海を渡っているのですよ。



★どこまでも迷惑な男

昨日のシバきたい奴の話の続きですわ。



幸い一人のご夫人が訴えを出したので彼は刑務所行きです。


二度目の、刑務所行きです。



…彼が捕まりその身元が明らかになってから、

震え上がった人たちがいます。

彼が以前いたルリガンチョの刑務所の囚人達です。


なんでも一回目彼が強盗と麻薬所持の罪で入所していたとき

刑務所内の病院で輸血をしたそうです。

そしてその血は病気の囚人達に与えられたと。

そしてその時既に奴はHIVに感染していたというわけです。


捕まってから彼は自分が


ゲイであるということを告白しました。


そしておそらくは刑務所内でそのHIVはうつされたらしいと。

最初に入所したときは健康だったそうなので。


刑務所に帰れる彼は喜んでいるそうです。



街では誰も俺に仕事をくれないんだ。

ムショ帰りだからね。

それにエイズだってことで、誰も相手にしてくれない。

食う金も、薬を買う金もないんだ。



そんなこと言っても誰も同情しませんけど。


しかし刑務所でされる輸血って、

伝染病検査一切なしなんですね。

人権はやはりなしですか。



厚生省の発表によると、HIVは現在ペルーで


リマ― 11.300人

イカ― 561人

ロレト― 453人

ピウラ― 421人

ラ・リベルタ― 411人

アンカシュ― 409人

アレキパ― 340人


の感染例が報告されています。

イカに多いのは、

リマの隣であること、

チンチャ、イカ、ナスカと、国際的な観光名所が多いことが理由と考えられています。



後もう一つ経過報告。


ふじこちゃん、まだ御存命だそうです。








さて、ここで質問です。




     la parte lateral de la catedral




これどこだかわかりますか?

僕結構ここ好きなんですよ。

なんかリマっぽくなくてね。


答えは写真にカーソルを合わせて…



あと、トリビア。


知ってました?

この建物、木造なんですよ。


信じられない方は、中に入って柱を こんこんっ てしてみてください。

★かねてより

思いっきりシバきたいと思っているやつが一人おりました。

もしあったら力いっぱいシバくつもりでした。

しかし彼は遠いところに行ってしまったので、その願いはかないません。



彼の本名はマルシアル・デルガド・クレッグホーン。

昨日コンビに乗ろうとしている所を警察に捕まりました。

容疑はバスの中における脅迫、強盗。


彼のあだ名は


Loco Geringa (注射器の狂者)


ここ数週間リマの町のバス利用者をおびえさせていた張本人です。



卑劣なやつのやり方はこうです。


まず物乞いとしてバスに乗り自分の窮状を訴えます。

ここまでは普通の物乞いと同じ。

しかし彼のおかれている悲惨な状況とは、

彼が


HIV感染者であること


乗客に慈悲を乞いチップをねだります、こう言いながら


無視したら俺のエイズうつすぞ


乗客は当然のように無視。

怒った彼はポケットから注射器を取り出し、

自分の首に注射、

それをなんと、実際に乗客の何人かにさして周ったのです。


このテレビを見ない僕がこのニュースを見たのは

MBさんがテレビに出ると聞いたからです。

同じ枠でそのニュースが取り上げられたんですね。

しかもやつはその犯行を僕の彼女がよく利用するバス路線でやっていました。

だから

見つけたら慈悲なくしばこうと思っていたんです。

エイズより先に…



専門家により作成されたLOCO GERINGAの資料により、

警察はAvancayでバスに乗ろうとしていたホシを確定し、

警察署に連行しました。

コートからコカインを押収、

犯人も自分が噂のLoco Geringaであることを認めました。

しかし例の注射器は見つかっていません。


ただ気になるのは、テレビにまで取り上げられたこの凶悪犯人にたいして、

実はまだ誰も告訴をしていないのです。

もしこのまま被害者の誰も訴えを出さなければ、

彼は無罪釈放となります。



ペルーにいてバスに乗る方。

腕っ節に自身のない方、

チップを払いましょう。


一方腕っ節に自信のある方、


…やはりチップを払いましょう。


しばくのは僕がやります。

やつは元軍人なのでね、下手に手出しはしないほうがいいでしょう。

僕は死角から汚く急所を狙います。




ちなみにやつの写真は→loco geringa  クリックで拡大。街で見たら逃げましょう。

★ふぅじぃこちゃぁ~ん IN Peru

その女性は絶世の美女でした。


その女性はペルー人でした。


そしてその女性は、第二次世界大戦で活躍した、秘密諜報員だったのです。




「史上最大の作戦」と呼ばれる世界史上いまだ類を見ない ノルマンディー上陸作戦

ナチス・ドイツ領を包囲して攻撃する作戦に出た連合軍は、当時ドイツ軍に占領されていたフランスに

イギリス側から上陸する作戦を立てる。

しかし、ドイツに上陸する場所を悟られてはいけない。

連合国軍側はドイツ側のスパイを利用して、上陸目的地をカレーであるとか、

デンマークであるとか、ノルウェーであるとか、偽の情報を流してドイツ側を欺く。

そしてそのドイツを欺くのに一役買ったのがなんと、美しいペルー人女性だったというのです。



昨日明らかにされたイギリス諜報機関公文書によると、

彼女の名前は Elvira Chaudoir。ペルー人外交官の娘でした。

フランスとベルギーで教育を受けたエリートです。


彼女のした仕事は、ナチスに偽の情報を送ること。


1944年、5月、彼女はスペインのある銀行に

「ロンドンの歯医者宛に50ポンドを送ってくれ」という電報を打ちます。

そしてその電報は、実はナチスに向けられた暗号だったのです。


「連合軍は(フランス南部の)ビスカヤ湾から上陸する」


そういう意味を持っていました。

ナチスはまんまとだまされ、15000人規模の軍隊をビスカヤ近くのボルドーへと移動させます。

ノルマンディーから、直線距離にして400kmは離れている場所です。


そしてなぜかこの記事で繰り返し強調されていること。




彼女エルビラは、当時の諜報員の中でも指折りのグラマーな女性だったということです。



美人…



グラマー…



ペルー人…



つ ま り …












   Princesa peruana



こんな感じだったのでしょうか。


え???なんか文句ありますか?


ペルーで今一番美しくてグラマーな人ですが何か?



そういう人がロンドンでスパイ活動をしていたということは…








una calle de londres con dina




こんな感じやったんすかね。


浮いてるやんけ、めちゃくちゃ。


隠密行動どころやあれへんがな。





まあ(-_-) …







冗談はさておき。



ペルーで当時エリートって言ったら



まっしろけっけの白人に決まってるじゃないすか!!!



何で怒ってるかって?

たかがHPの更新に既に3時間半費やしている自分が情けないんです…(T▽T)。

写真の加工に手間取りました…。



まあ、こんな感じでしょうか→    rita Rita


ディーナ・パウカルもかわいいですよ。



さあ、疑問が残ります。

そのエルビラがたとえ真っ白けっけだったとしても、

どうやってナチスを欺いたのでしょうか。


本当は彼女は、最初はイギリスの秘密諜報機関MI6に雇われていて、その任務でフランスに渡りました。

そしてその渡った地でナチスに買収されます。

そしてそのナチスの任務を実行するために、ロンドンに渡ったところを、

今度はイギリスの秘密諜報機関MI5に雇われ、例の電報を打つのです。


なんなんすか一体彼女。


専門家によると、美人でグラマーな彼女は、

「全く忠誠心って言うものがなかったんだね。ナチスにもイギリスにも。こう言ったそうだよ

 『お金をくれたら、働きます』 そうナチスとイギリスにね」


要するに、小悪魔、つまり、ふじこちゃんです。

式文書によると彼女は


「典型的な、軽はずみで国際的なタイプの人間だった…怠け者だったけど、馬鹿というわけでは全然なかった」


ますますふじこちゃんですな。


そして記事にはこうも書いてあります。


「戦争が終わった後、エルビラは南フランスのある村で暮らした。

 このペルー人女性は同盟軍の侵略の成功に貢献した。

 ただ金のためだけだったが」




…映画化、決定?