ペルーで事件簿2
誰にも責任を負わず大まかに新聞記事を訳したりしていてます。エッセーを読むような気で読んでください。
Amebaでブログを始めよう!
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★新ブログです

http://ameblo.jp/la-bodega-peruana/



タイトルはLa Bodega Peruana


色々ありますよ、という意味合いを含めています。

使い慣れたアメブロがものすご~~く重たいので、

軽量化のため、できるだけシンプルなつくりにしてあります。

ですのでリンクもランキングもないですし、コメントもトラックバックも読者登録も一切できません。


書き込みをできなくしたのは、

できるようにしてしますと僕がどうもそれを気にしすぎてしまう嫌いもあるからです。

ブログの内容も見ず自分のブログの宣伝だけしていく迷惑な書き込みも後を絶たないし。



百科事典的なブログにしたいと思います。

ですので後で間違いに気づいたりしたらすぐに訂正を加えますので

書いた記事が一ヵ月後にはかなり変わったものになっている可能性があります。

今まで僕がこれまでの他のHPで書いたものを編集して持ってくるってこともあると思います。

そうして修正を繰り返して、より完成されたブログを目指していきます。


ただ基本は


「肩肘張らずにリラックスして見れるけど、見た後なんかの役に立ったり、話のねたになる」


というコンセプトです。



できるだけ正確な情報を記載するように期していきますが、

間違いもあると思います。まあブログと言う性質を考えて、

参考にされる方もあくまでも「参考」程度に考えてください。



記事を見てどうしてもコメントや質問がしたいと思った方、

このブログからはそれができませんが、

僕が今まで書いたHPのどこかに、僕にメールをできるところがありますので、

がんばって探してみてください。



★最終回


既に記事の内容がまったくタイトルに即してない事。


記事を書くだけではどんどん見えてくるペルーのおもしろさを表せない事。


アヤクチョの旅から帰ってきて感受性が高くなった事。


年も変わって僕自身も新たな変革期に入っている事。


HPやブログをやってきて、やっと自分のやりたいかたちが見えてきた事。


このブログはそのかたちではない事。


長い間ほったらかしにした事でスッカリ過疎化ブログになってしまったこと。


アメブロに家のパソコンから書き込みができなくなり、メールを送っても、まったく返事が帰って来ない事。


記事の内容に全く触れないコピペコメントと読者がええかげんうざいこと。


餅つきもしたし気持ちがすっかり新たになっていること。


書きこみ可能にした事で人の意見を気にしすぎながら記事を書いてしまっていた事。


それでもやっぱり僕は書きたいこと。




それら諸々の事情によりまして,ペルデジ2は今回で終了となります。

こんな僕を構って書き込みをしてくださったみなさん、嬉しかったです。

本当にありがとうございます。


今度はもっとシンプルなブログを作ります。

ネタはね,山ほどあるんです。。。


やっぱり知れば知るほど面白くなるものです。



本当に、ありがとうございました。 







                                          ambicion      





★世界で…二番目に…高い鉄道


この記事 、 覚えてらっしゃいますでしょうか。



かってペルーには、世界一高い鉄道到達地点を通る列車が走っていました。

しかし今は青蔵鉄道なるチベットの鉄道に、今年の七月、抜かれてしまった。



かなり悔しいですがまあまだ世界で二番目に高いことは間違いないわけで。



にもかかわらずそんな中、

わざわざ大変な山越えをせず、アンデスを貫くトンネルを掘ろうというプランがあるそうです。

列車がこのトンネルを通れば、

今リマ―ワンカヨまで9時間かかってるのが4時間半(バスで行くより1時間半早い)ですみ、

最高地点が3900mになるので、かなり体が楽になるんだとか。


しかしね…





これはいわゆる、逆ギレっていうやつですか?!



一番じゃなくなったからもうこの際自分から勝負を降りるという。



駄々っ子か!!!



300mむりやりレールの下に盛り土をするとか、

全然関係ないけど高いところをわざわざ通るとか、

ちょっと止まってクレーンで無理やり上げるとか、



そういう大人の対応で世界一の座を取り戻すのを待っていたのに!


足りんよ、競争心が。





まあしかし、いいニュースもあります。

大体1年に2・3回しか出てなかったリマ-ワンカヨ間の中央鉄道ですが、

2007はかなり頻繁に出ます。



 1月 26-28

 2月 23-25

 3月 30-1

 4月 5-8 27-30

 5月 11-13 25-27

 6月 15-17 20-24

 7月 13-15 20-24 28-30

 8月 17-19 30-2

 9月 14-16 28-30

10月 6-9 26-28

11月 1-4 23-25



左の数字がリマ発の日にち、右がワンカヨ発。

出発時間はお互いに朝7時、到着時間もお互いに午後5時半です


たとえば 「1月 26-28」 は、

「リマ1月26日朝7時発ワンカヨ同日午後5時半到着、ワンカヨ1月28日午前7時発リマ同日午後5時半着」

ちゅーことです。


更なる詳細は ↓ をクリック。


Ferrocarril Central




世界で6番目とかにならないうちに急げ!

★いいことしました!


エンストしている見知らぬタクシーを、エンジンがかかるまで押してあげました。


勢いがついたタクシーは、ありがとうのクラクションもなしに走り去っていきました。


そのタクシーの後姿を、手ぐらいは振るだろうと見続ける自分がいました。




★体重はかります

 



     

       cotrol de peso





            いろんな仕事がありますね…。

★一種のストライキ?



朝いつもどおりに学校についた。

ちょっと遅れて。


やはり同じようにちょっと遅れて着いた同級生のカルロスと週末のすごし方について話をしながら。


すると校舎の建物の前に黒山の生徒だかり。

とっくに教室に入ってるはずの生徒達が、中庭で長蛇の列をなしている。



一体何が。



建物に入ろうと階段に近づくと






escalera y sillon





階段が普段中庭で生徒の憩いの場となってる長いすで封鎖されている。



一体何が。



給料の支払いに不満を持つ教員のストライキか。

しかしうちの学校は教員に対する支払いはいいはず…。




同級生に聞いてみたところ

いつまでたっても月謝を払わない生徒達に対する、学校側の強攻策だそうだ。




月謝を一月でも遅れて払ってない生徒、

または払っていてもその証明を持ってない生徒は

学校に入れないようにしたのだ。


階段以外の入り口には学校の職員達が立ち、

条件を満たした一部の生徒を校舎に通している。



一部の生徒



つまり大半が条件を満たしていないのだ。


今学期始まって四ヶ月丸まる払っていない生徒もいる。



ちゅーか なんで学期が終わるぎりぎりになってこんなことをやるねん。

どうしてここまでほうっておいたのかと。




生徒達のほとんどが貧しい地域から来る。



サンフアンデルリガンチョ、ビジャエルサルバドール、ベンタニージャ、セルカド、

サンフアンデミラフローレス、リマック、ラビクトリア、カジャオ。。。



しかし貧しいといっても学校の月謝を払うくらいの余裕はほとんどがある。

ほんとに月謝を払えないのは10%くらいで、一学期に二・三人は経済的理由でやめていく。

その他の生徒は、払える余裕が程度あるにもかかわらず、

催促されないし、フツーに月謝を払わずとも授業を受けれるので、

そのままにしている生徒達だ。


言い方を変えれば


職員にそのままにされている生徒達だ。


学校もそういう生徒でも金づるには違いないので、

できるだけつなぎとめておきたい。

しかし甘い顔をしておくといつまでも払わない。

あら、そういうことをしている間にもう月末だよと。

ちょっと一発かましましょと。

おおそれはいいアイデアですな、やりましょうやりましょうと。

そういう感じなんでしょうね。



ストライキを町で見るのはいい加減なれたけど、

自分のいる場所で、しかも自分の属してるグループに対して似たような事が行われると

やっぱりちょっとショックです。


子供達もびっくりしたんちゃうかな…




と思っていると。





     ヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリ

   
comodaditos
    ヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリヒマワリ




バリケードに座りだしたりなんかして。


結構くつろいでいたりします。





なんかペルー人の権威に対する構図が、簡潔に見えたような気がしました。








…ありふれた日常のひとコマでした。




★よくみない風景 ― コブラドーラの物思い



男性が圧倒的多数を占める中、リマのバス社会では最近コブラドーラ(女性料金徴収人)が

あまり珍しくなくなってきました。

フツーバスの料金徴収人といえば


cobrador



圧倒的に「野卑」な男性が多い。そんな中今日のコブラドーラは女性でした。






cobradora





なんか物憂げなんです。

Por favorのvorがひらがなになってしまっている。


運転手と話をするときも、



「だーれー (しゅっぱぁーつ)



みたいな。


彼女は声が小さいので、普段がんがんにかかっているバスのラジオも消してあります。

まあ自分のことしか考えない粗暴なコブラドールよりは全然いいのですが、



彼女たまに





monoomoi





窓の外を見ながら物思いにふけってるようです。





ただもしかしたら




monoomoi2







彼女が見てるのはリマの町の汚れた喧騒ではなく、







自分が育った美しい、







monoomoi andes






アンデスの山並みかもしれない。






そう考えると、料金徴収人一つで


バスの窓からみえる景色が変わったりするから不思議です。




★よくある風景 ― レンガ投げ


ペルーに一年以上住んでいる人であれば誰でも見ているであろうこの光景。








renganage


建築現場でレンガを上までまとめて何かに入れてひっぱり上げる電動ウィンチがなく

下の人が投げて上の人にレンガを渡すというアレです。



絵のケースは三人の連係プレイで三階まで一階の高さから上げているというケースですが、

これが四人になる場合もしばしば。

結構フツーにうまいことやってるんですわ。



いっちゃんしんどいのは真ん中の人?

受けて、投げて。

しかも体の向きの変更まで要求される。


肩・背筋だけでなく体の側面のねじる筋肉まで使う。

わき腹の辺。


野球で言えば外野からバックホームするときの、

中継役ですな。




楽なのは一番上の人。


下の2人が



-「ほうらいくでぇぇ」



-「おっしゃこぉぉい」



って気合と集中力でやってるのに対して上は



「バッチこーい」



みたいな。

待ってるだけ。




リーダーはやはり真ん中の人でしょうね。

一番能力のある人。




しかしリーダー含め一番力を使ってる下の2人からしたら、上の楽なやつがムカついて仕方ない。



「おまえに投げ続ける気持ちがわかるか」



もしくは



「お前に何が投げれるってんだ」



という思いが常にある。


というかその思いが転化して



「投げれるのは俺らだけなんだ」



という誇りが生まれる。



上は上で引け目があるから何もいえない。

自然、飲みに行くときにピールセンをおごるのは上のヤツ。




「俺も投げたい」




そんな気持ちが高まってくるが、


下の2人は強い連携で結ばれてて、

上のヤツをもう下に下ろしたくない。



上は上にいるのに、もう下になってしまっている。



下は下にいるのに、もう上になってしまっている。




優位性の逆転が起こります。





…しかしある日、上のヤツがレンガを受け続ける生活に耐え切れず、



ついにブチ切れ。




な    げ   て   え 。







    
hangekiya






レンガを投げて、仕事まで投げてしまったという妄想。





★謎の物体


宿題がたまっていてそんな余裕はどんな隙間を探したってないのだけれど

「書かずにはいられない」

そんな気持ち。


一時間使って現実逃避しまーす。



…学校の宿題で、リマ県以外のペルーの県を訪ね、そのビデオレポートを提出するというものがありました。

僕が訪ねたのは



アヤクチョ



という県です。

地球の歩き方にも載ってない様な県ですが、

これがまた味のある場所なのです。



そのアヤクチョの旅の様子は12月15日に今学期の授業終わり次第アップしたいと思っております。

トゥルヒージョの旅もまだ未アップのまま残ってるしなー。





そのアヤクチョ、


どこにあるかといいますと





peru




これが言わずとしれたペルーの国土。

そしてこのペルーの領土の形は





peru=shachihoko



実はしゃちほこなんだというのは既に周知の事実で

ペルー人が名古屋城を訪れるたびに意味もわからず涙を流すのはこのせいだとも言われていますね。


そしてアヤクチョですが、

そのシャチホコのちょうど







momiage


もみ上げの辺りに位置しております。



もうこれだけで何か不思議なロマンがわき上げてきませんか?



どこでインカ皇帝マンコ・カパックと豊臣秀吉がつながりを持ったのか?

ルパン三世とのつながりは一体どこに??

不適に笑うシャチホコの真意は???

なぜマンコ・カパック?????





頭の中をグルグルとそれらの疑念が飛び交い交錯し、

俺の頭を混乱させる。

やつらの狙いは一体…。

足元にバラバラと転がるセブンスターの吸殻を見ながら、俺は頭を抱えた。


ヤニ臭い顔を洗い、

タオルに顔をうずめながら、

とにかくホテルの外に出てみることを決意した。

真っ白なTシャツをきて、鮮烈に青いアヤクチョの空の下歩き出す。



フッと、何かを感じた。


後ろ、右、左、怪しいものは何もない。

ホラー映画なら、こういう場合は敵は下か上にいる。

下はコンクリートの地面。敵はエイリアン2のように、上からやってくるはずだっっっ!!!


りぃぷりぃ~…



こっ、こっ、これはっ??!!!





el misterio de ayacucho




近づいてみると!




bolita




何これはねえ?



アヤクチョっ子の同級生ベロニカちゃんの意見



「アレはね、子供達が電線に泥を投げつけて遊ぶの

 その泥の中に植物の種があって、それが発芽してあんなになるの」


イヤしかしだって街を見たら








huanta



こんな感じで町中の電線に妙なものがくっついてるねんよ????

みんな子供のいたずら???


そぉんなことあれへんやろぉ~(こだま風)





ではここでみなさんに問題です。この正体はなんですか!!!



読者の皆さんから10ほど答が集まったら

他のアヤクチョの出身の方に聞いたもっともらしい答を書いてブログ更新します!


そしてその後ぺるかけ史上最大感動傑作のアヤクチョシリーズがスタート!



★世界最先端

まずはヤフーのこの記事を読んでいただきましょう。



待ち時間イライラ、解消?=全国初の新型カウント信号機-名古屋駅前に登場

 待ち時間のイライラもこれで解消なるか-。赤信号の待ち時間や青信号の残り時間をデジタル数字で表示する新型の発光ダイオード(LED)式歩行者用信号機が29日、名古屋市中村区の笹島交差点に設置された。



日本の最新信号機



はい、すばらしい。

しかし僕はこの記事を読んだとき驚きませんでした。

いや、というか逆に驚きました。


まだ日本になかったのかよ


という感じで。


だってペルーにはとっくの昔にあるんだもの。









しかも歩行者が動いてるし。


更にびっくりなのは…








歩行者は最初から走ってるんだけど、

残り時間が少なくなるとラストスパートして足が速くなるんだ!!!



いかにも100%車優先社会ののペルーらしい信号機でした。



早くしないとひかれちゃうぞ! 車


ちなみに横で茶々入れてる三重弁は大輔です。

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